2019-01-01から1年間の記事一覧

2年前のFB 初心忘れず

久々のブログだ。他の方のブログを読んだり、Twitterを読んだりでインプットは結構しているのだが、アウトプットしなければインプットも増えて行かない。 Facebookは過去のその日の投稿を自動的に引き出してくれる。自分にとってはありがたい機能のひとつだ…

江國滋さん、戸塚洋二さんの記録

畏友T君に大切な用件で会うため、半日年休を取り福岡に向かっている。 車中、江國滋氏の「おい癌め 酌みかはさうぜ 秋の酒」と戸塚洋二氏の「がんと闘った科学者の記録」を読んでいる。 私は今年6月1日のFacebookに、このblogを転載し、かつ下記のように追…

OCDな私

一昨日、治療開始後丁度1年目の諸検査を受けた。胃カメラ、造影CT、血液検査。 いずれも異常なし。内視鏡で見ると頚部食道表面の凸凹は残っているが、毎回のバイオプシーで「放射線食道炎後の所見」とされている。 3ヶ月ごとのフォローアップで、カメラを…

誕生日が巡って来た

65歳の誕生日である。 去年の今頃、正確にはもう少し後(6月中旬頃)、1年後の誕生日が迎えられると想像するのは難しかった。 目に焼き付いている内視鏡所見、日増しに強まる嚥下困難、咳、病理所見と造影CT、PET-CT所見。 だが、ほぼ日5年手帳をめくっ…

削げ落ちて行くもの

(承前3/30) 昨年の初回入院の少し前、自院の信頼する外科医に施行してもらった内視鏡検査で頚部食道に見るも無惨な病変を確認した。 ちょうど1年前には、彼に東京初〆サバによるアニサキスを取ってもらったのだが。 今回は硬く変質した食道壁からバイオプ…

新章 神様のカルテ

いよいよ大学病院編である。 主人公栗原一トは、作者 夏川草介の「分人」のひとつであるかもしれない。 もちろんフィクションであるが、エピソード一つ一つは、間違いなく実際にあった出来事に取材しており、一トの言葉と行動には作者の実際と願望とが混然と…

子規「病牀六尺」のことなど

昨年の手帳を見返すと6月29日〜7月5日、1回目の入院とある。入院初日午後から早速DCF(Docetaxel+Cisplatinum+5FU)開始。あれよあれよと思う間に持続点滴のルート確保、輸液ポンプがセットされ、行動半径はベッド周りに限られた。 子規「病牀六尺」を思…

3回目の記載

なかなか書き始められないものだ。Facebookは気軽にアップ出来るのだが。 今日が3度目のブログ。 ほぼ日5年手帳を見ると、突然の嗄声が始まったのが去年の2月初旬。ウイルス感染かな? と愚考し、経過を見ながら何度か耳鼻科受診し喉頭ファイバーで診ても…

スマホより

スマホからもブログへ投稿できるかテスト中(^_^)最初はとまどうことばかり(^^;)使う絵文字も古典的

Aequanimitasをめざして

ずいぶん前に畏友松原知康先生にblog開設の準備をしてもらったにもかかわらず、ようやく初めての書き込みです。 64歳、男、内科の医者をしています。主に呼吸器内科をやってます。 東京都板橋区の病院に勤務しています。呼吸器内科と総合診療内科に籍を置き…