都知事選

都知事選、おおかたの予想通り現職の圧勝。

この時節、止むを得ない。

しかし、私如きの戦後政治史に関する知識の中でも、これほど野党が力を失った時期はないと思う。

言うまでもなく、最強の野党は民主党政権時の自民党だが。

55年体制下の社会党は、水面下でのことを色々言われるが、民衆の中に一定のうねりを作る力はあったし、政権党の政策決定に一定の影響を与える力があった。

小選挙区制が続く限り、打開は難しいのか。

今の野党は、野党時代の自民党(谷垣総裁のもと)がどのようであったか見直すべし。

久しぶりの記載が、Aequanimitasとは関連なさげな政治ものになってしまった。